2018年4月5日木曜日

2018年3月31~4月2日 春の与那国島カンパチ遠征 鉄ジグディープ攻略 瑞宝丸 [柳 賢太郎]


 20183/314/23日間、日本の最西端「与那国島」のカンパチジギングに挑戦してきました。
今回お世話になったのは、静岡県内に店舗を構えるルアーショップ「上口商店
上口商店は長年の遠征経験を元に、カンパチジギングをメインとした人気遠征ツアーを企画しており、今回は運よく空きがあるということで憧れだった与那国ツアーに参加させて頂きました。

3/30は移動日となり、羽田→石垣→与那国ルートで入ります。
到着後は、八重山そばの名店で舌鼓を打ち、翌日からの三連戦に備えます。
宿は今回乗船する瑞宝丸さんの船宿2階が立派なペンションとなっており、出船場所まで徒歩3分、食料品などの買い出しのできる商店は隣という好立地な場所です。




3/31(大潮)
季節外れの台風3号もなく、ややウネリはあるものの天気は快晴。
AM500に出船し約3時間の航海。
船室には清潔かつ快適なベッドが用意されており、十分な睡眠がとれます。

ポイントに到着すると真夏を思わせる太陽に青い海が広がっています。
金城船長に準備するよう促され、初の与那国ジギングが始まります。

午前中は台湾曽根方面のポイント水深180220
午後からは与那国島周り170m~200mを中心に攻めます。

船はミヨシからポイントに入る状況で、皆様のご厚意で初日目はミヨシに立たせて頂きました。

水深や潮流に合わせ、ジグはパパ大津留氏が必要とするものを、我々NatureBoysが形にするKIDUPPERSブランドの鉄ジグ「ディープローバー」380/500gをローテーションで使用します。

また、現在開発中の600/700/800gのテストも要所で行い、沈下速度、引き抵抗、そして魚からの反応をチェックしていきます。

私の結果は午前中3kg~5kgクラスのカンパチを数本、午後から島周りに移動してからホンカンパチ78kgクラス2本とイソマグロ17kgを釣り上げることが出来、幸先の良いスタートを切れました。また鉄ジグ ディープローバー600g以上のプロトタイプがこのフィールドでも通用することを確認できたので明日以降の攻め方が見えてきました。
 

カンパチ9kgクラス ディープローバー380g ギンタチにて 


イソマグロ17kg ディープローバー380g ギンタチにて


イソマグロが混在するエリアではデビルラインでアシストブレイクを防ぐ



カンパチ8kgクラス ディープローバー380g シャイニンググローにて


4/1(大潮)
この日の夜は船中泊ということで、釣具以外に宿泊の準備を整えます。
朝の内はウネリがありますが、午後からは落ちるとのこと。

3時間ほど船を走らせスタートフィッシング。
釣座はローテーションし、胴の間に移ります。

水深は200250mラインを中心に攻めます。
この日はプロトタイプのディープローバー600gと700gを中心にテストを進行します。
他のメンバーは鉛製のジグ350g~700gを使用しており、沈下速度の比較をしていきます。

比重は鉛が11.36 鉄が7.9であり、同重量での沈下速度は比重の高い鉛に分があります。
しかし、鉄素材はその比重の軽さが引き重りの軽さとなり、さらに動き始めのレスポンスが良いことから、ジグの重量を上げてもジャークしやすいのが特徴です。

比重が軽い分、鉛と同じ重さのジグでもシルエット、厚みが大きくなる為、潮抜けが悪く思われがちですが、そのフォルムとは反して弱い入力でも機敏に動くのが鉄ジグの良さです。

抵抗の少ないシルエットの鉛製400gと比較し、ディープローバー500gがおおよそ同等か、潮流が速い場合は多少遅いくらいの沈下速度となります。(潮流により異なります)

プロトの600g、700gは500gと比較し、それなりに全長と表面積がUPするものの、そのサイズに反して、軽快な引き抵抗で、ディープローバー500gをジャークすることができる方なら通常のワンピッチワンジャークで使用出来ます。
ロッドもMAX500gで比較的柔軟なIRONWILL IWPS-585BW+PFで十分動き、スライドからの浮遊アクションがラインからも感じ取れます。

この日は、プロト600gを使用し、水深220m前後で10kgクラスのホンカンパチを釣り上げることができ、ベイトタックルであれば安定して終日ジャークし続けることが可能な引き抵抗であることも確認出来ました。


IWPS-585BW+PFにBH L120Hi、ディープローバー600gプロト(シャイニンググロー)

ディープローバー600gプロト(シャイニンググロー)にアシストはマリンアシストKC#70

700gプロトではカンパチを釣り上げることは出来なかったが、水深250mラインから赤い魚(ハチビキ?)が数本釣ることが出来ました。

この日は、人生初の外洋での船中泊となり、疲れてはいたもの釣れたたての本ガツオの刺身に舌鼓を打ちながら釣り談義が夜遅くまで続きました。




4/2(大潮)
外洋での船中泊と昨夜の暴飲暴食がたたってか、船酔いからのスタートとなります。
普段は飲まない酔い止め薬を飲み、朝一の時合いに合わせ体調を整えます。

水深250mラインからのスタートとなり、前日に続きハチビキと思われる赤い魚からスタートします。その後は幾度かポイントを変えて水深220mからのかけ上がりを攻めます。

ジグはディープローバープロト600g。
IRONWILL IWPS-585BWPFの適度な曲がりからの復元力でジグをしっかりとスライドさせます。

鉄素材の特徴である、レスポンスの良さ、スライド性能、ホバーリング力、そして合間の水平フォールを意識したワンピッチワンジャークをしていると、前アタリなしの突然くるズトン!!としたバイト。
手元で9kgに調整していたドラグから糸が出て行きますが構わずに巻きます。船下方向に魚が向かっていく為、脇挟みポジションのストレートポンピングにてドラグが出されながらも巻き続け、何とか底を切ります。
底から20m~30m切ったあたりでロッドを立てロッドのトルクを使いながら残りの180mを巻き上げます。ディープジギングは、これが至福の時間でもあります。

上がってきた魚は、この遠征最大クラス。
後の陸上計測で16kgのホンカンパチでした。

IRONWILL IWPS-585BW+PF、ディープローバープロト600g(シャイニンググロー)


IRONWILL IWPS-585BW+PF、ディープローバープロト600g(シャイニンググロー)

カンパチは最大60kg以上になる魚で16kgは大型とは言えませんが、今の私にとっては十分に価値があり、初の与那国島で運よく釣ることが出来、心から嬉しい魚でした。

その後は島周りのポイントへ戻り、初日にカンパチやイソマグロがヒットしたポイントを流します。

水深は200m前後ですが、波も穏やかとなり、潮も緩い為、ジグもポイントへきれいに入ります。

ジグをディープローバーからウィグルライダー300gプロトNo009へ変更します。
まだまだテスト段階ではありますが、ウィグルライダーのもつフォール性能は300gでも受け継がれており、緩い潮で活性の低い魚に長く見せることで攻略します。

ロッドはスピニングのIRONWILL IWPS-595PF
ディープジギングには若干長めと思われますが、そのレングスによりラインスラックを適度に生み出し、ジャークとジャークの合間にホバーリングからの“ウィグルフォールアクション”を的確に入れることが出来ます。

スピニングタックルでのオーソドックススタイルは、上げ中心と思われますが、一定のワンピッチワンジャークでも下げのアクションが入るよう意識します。
ジグからラインテンションを抜いて、自走し浮遊後に水平フォール。
次第にラインテンションがジグに掛かり、ジグの尻が下がる前には次のジャークを入れます。その間が鉄ジグの真骨頂であり、最大の利点となります。

ボトムから10m切ってから20m前後をじっくり攻めると浮遊後にズトンと気持ちよく入るバイト。スピニングタックルのため、アワセを入れてから瞬時にグリップエンドを腰に入れてロッドをフルベンドさせ、ロッドのトルクでファーストランを制御しながらリールを巻きます。心地いいカンパチの首振りを感じながらロッド全体を使って180mを巻き上げます。

IRONWILL IWPS595+PF,STELLA20000+RPS for STELLA20000
ジグは、ウィグルライダー300gプロト009

上がってきた魚は計測しませんでしたが10kgクラスのカンパチで、イメージ通りに釣れた魚に喜びを隠せませんでした。


ウィグルライダー300g(プロト)アルミシルバー

これが私の3日間の釣行を締めくくる魚となり、楽しかった3日間が終了となりました。ご一緒させて頂いたアングラーの皆様や船長、中乗りさんとの出合い。同じ釜の飯を食い、寝起きを共にする濃厚は日々。そして体に残る疲労感。心地いい筋肉痛。
旅の終わりはいつも寂しい気持ちになります。

そして財布の中身も寂しくなり、また働く意欲がわきます!笑

今回のレポートは、私個人の3日間の展開を中心としており、上口さん始め、同行のアングラーの皆様もあらゆるタックル、テクニックを駆使して数々の魚を上げております。

タックル情報やその模様は、上口商店のレポートでご確認頂けます。
上口商店Facebookページ

店舗HP


<柳使用 タックル>

ベイトタックル
RODKIDUPPERS IWPS-585BW+PF6月発売予定グリップ脱着仕様)
PE LINEFishingFighters AIR BRAID WILD EIGHT Vertical PE #4
LEADERFLUORO  #70

スピニングタックル
RODKIDUPPERS IWPS-595+PF
REELSHIMANO STELLA20000PG
SPOOLNatureBoys RPS SPOOL SYSTEM for STELLA20000番モデル
PE LINEFishingFighters AIR BRAID WILD EIGHT Casting PE #4
LEADERFLUORO  #70


フィッシングファイターズ製品情報

https://my.ebook5.net/bigoceancatalog2FF/DmC3aI/?_ga=2.43811493.1462561775.1515381376-1145759062.1471843271

JIGKIDUPPERS DEEP ROBBER 380g~500g
   KIDUPPERS DEEP ROBBER 600g/700/800g(Proto
NatureBoys Wiggle Rider 300gProto
アシストライン:FighingFighters MARINE BLACK  KC#70 / PC#70
FighingFighters  DEVIL LINE UV#70
金属パーツ:FighingFightes 鉄腕BBスイベル#4、鉄腕スプリットリング#8.5 、鉄腕WDリング#4.0












(柳 賢太郎)

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